中期経営計画

中期経営計画

2026 - 2028

次代を翔ける

当社グループは、2026年度から2028年度までの3カ年を対象とする中期経営計画「次代を翔ける」を策定しました。
本中期経営計画は、前中期経営計画において築き上げた「基盤」を土台とし、成長を目指した更なる投資による「収益化フェーズ」として、営業利益の非連続な飛躍の実現にフォーカスした戦略、施策を実行する期間と位置付けています。外部環境の変化に柔軟に対応しながら、自律的な成長を続けられる収益体質を確立し、未来に向けて力強く上昇していくという決意を込め、「次代を翔ける」というスローガンを掲げました。
コア事業である医薬品卸売事業の収益力を強化するとともに、当社の経験と強みを活かした積極的なアライアンスの実行による新規事業の早期拡大を通して、ヘルスケアビジネスに関わるあらゆるステークホルダーの皆様に新たな価値を創造し、提供する「ヘルスケア・トータルソリューション・プロバイダー」へと転換を図ります。挑戦を恐れない自律型の社員がリードする価値創造組織への進化を通して、変化の激しい次代を力強く飛躍し、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を実現していきます。

中期経営計画2026-2028
「次代を翔ける」の位置づけ

基盤創りから成長投資の加速により
収益化フェーズへ

中期経営計画2026-2028
「次代を翔ける」 全体像

ROE

8%以上

営業利益率

1.5%以上

営業利益

300億円以上

成長投資

500億円以上

成長戦略

医薬品卸売事業

医薬品卸売

  • スペシャリティ医薬品の獲得品目数の拡大
  • DX推進(BIxAIの活用)による営業配送体制の強化と生産性向上
  • 顧客支援システムの開発機能の強化

新規事業

新規事業

  • 医療用医薬品、医療機器/材料、検査薬、OTC、医療IT、物流等事業会社 との積極的なアライアンスやM&Aによる新規事業(CDMO含む)の創出
  • 医療DX事業の早期拡大

医薬品製造販売事業

製 販

  • 新たなモダリティに対応したCDMO事業の拡大

調剤薬局事業

調 剤

  • ガバナンスの強化
  • DX推進による効率化と収益性の改善

効率化戦略

コスト構造改革I

不採算部門の整理、営業、物流/配送の生産性の向上、間接材コスト削減、業務プロセス改革

経営基盤の強化

  • ガバナンスの高度化
  • 環境への貢献
  • DXの推進
  • 人的資本経営(制度・風土改革、DE&I、健康経営)

資本政策

  • 総還元性向100%以上
  • DOE4%以上
  • 安定的な増配と機動的な自己株式取得 (株主還元 500億円以上)

数値目標

28年度目標(連結ベース)

ROE8%以上

(今後継続的に株主資本コスト
以上の水準を確保)
※概ね6~7%と認識

営業利益率

1.5%以上

営業利益

300億円以上

成長投資

500億円以上

株主還元、政策保有株式

DOE4%以上

(中計期間中)

総還元性向

100%以上

(中計期間中)

政策保有株式

10%未満

※純資産対比 (2029年3月期末)

本中期経営計画では、2028年度までの数値目標として「ROE 8%以上」、「営業利益率 1.5%以上」、「営業利益 300億円以上」を掲げ、期間中に「500億円以上の成長投資」を実行します。これらの目標を達成するために、成長戦略、効率化戦略、経営基盤の強化、資本政策の4つの戦略を推進していきます。
資本政策においては、安定的な増配と機動的な自己株式取得を組み合わせることにより、本中期経営期間中の総還元性向は100%以上を目標とします。この3年間の株主還元総額は500億円以上を見込んでおり、DOEは4%以上を維持します。また、政策保有株式については2029年3月期までに純資産比10%未満とする目標を堅持し、早期達成に向けた対話を継続していきます。

成長領域に資源を集中し、価値創出を加速する

成長・効率化戦略の推進加速による事業ポートフォリオ改革の実現

ROE8%以上、営業利益率1.5%以上、営業利益300億円以上の実現を目指し「医薬品卸売事業の強化」、 「新規事業の成長」、「新たなモダリティに対応可能なCDMO事業の拡大」に経営資源を傾斜配分し、企業価値向上を実現

2028年度の目標達成に向け、各事業のポートフォリオを再検証した結果、新規事業領域の早期拡大が必要と判断しました。主力である医薬品卸売事業のさらなる強化に加え、新規事業と新たなモダリティに対応可能なCDMO事業の拡大に経営資源を傾斜配分し、成長力強化を加速させます。
一方、調剤薬局事業においては投資効率と業務効率を意識した事業活動を通して効率化を徹底することで、ROIC経営を推進し、企業価値の向上を目指します。
また、継続的にWACCを下回る事業については、保有の適否を厳格に判断するなど、ROICを重視した経営を推進することで、グループ全体の企業価値を最大化させていきます。

収益構造の強化と成長投資により、営業利益300億円の達成へ

成長・効率化戦略のギアチェンジ

4つの成長戦略とコスト構造改革の推進により営業利益300億円以上を目指す

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コスト構造改革の推進 60億円
  • 営業、物流/配送の生産性の向上
  • 不採算部門の整理
  • 間接材購入コストの削減
  • DX推進により業務プロセスを徹底的に効率化し、人員の自然減に対応
医薬品卸売事業 
売上総利益の増加 50億円
  • スペシャリティ医薬品の獲得品目数の拡大
  • 高成長品・高利益品へのリソース集中
  • 営業/配送の生産性向上
調剤薬局事業 
効率化と収益性改善 20億円
  • ガバナンスの強化
  • DX推進による効率化と収益性の改善

医薬品製造販売事業の拡大

アップサイドポテンシャル

  • 新たなモダリティに対応可能なCDMO事業の拡大

新規事業の成長

アップサイドポテンシャル

  • 医療用医薬品、医療機器/材料、検査薬、OTC、医療 IT、物流等事業会社との積極的なアライアンスや M&Aによる新規事業の創出
  • 医療DX事業の早期拡大

2028年度の営業利益目標300億円以上を達成するため、上記の施策を実行していきます。
まず、コスト構造改革の推進により60億円の利益創出を図ります。主力である医薬品卸売事業においては、スペシャリティ医薬品の獲得品目数の拡大や高成長・高利益品へのリソース集中、営業・配送の生産性向上等の取り組みにより収益力を向上させ、50億円の売上総利益の増加を目指します。また、調剤薬局事業においては、ガバナンスの強化とDX推進による効率化と収益性改善を実行し、20億円の利益貢献を目指します。これらに加え、アップサイドポテンシャルとして、新たなモダリティに対応したCDMO事業の拡大や、新規事業の成長を力強く推し進めることで、利益目標の達成を目指していきます。

キャッシュ創出力を基盤に、成長投資と株主還元を着実に実行

キャピタルアロケーション

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本中期経営計画期間におけるキャッシュ・インについては、総額で1,430億円規模を見込んでいます。その内訳として、まず本業の稼ぐ力である営業キャッシュ・フローにおいて、営業利益率の向上を通じた安定的な創出により680億円を確保します。あわせて、財務の健全性を維持しつつ、効率性の観点から手元資金の圧縮を図り、500億円の流動性を確保するほか、政策保有株式の売却や資産の流動化、有利子負債の活用などにより250億円を確保する計画です。
これらの原資に基づくキャッシュ・アウトについては、将来の成長の柱を作るための成長投資を最優先とし、500億円以上を配分します。具体的には、人財強化に100億円、物流機能の質的強化に250億円、基幹システム改修に80億円を投じ、経営基盤の強靭化を図ります。
これら成長への投資と並行して、500億円以上の株主還元を確実に実行し、DOE 4%を基準とした安定的な増配と、機動的な自己株式の取得により資本構成の最適化を図っていきます。
当社グループは、この中期経営計画2026-2028「次代を翔ける」の着実な遂行を通じて、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に邁進していきます。

詳細につきましては、中計経営計画
2026-2028「次代を翔ける」をご参照ください。

中期経営計画 2026-2028「次代を翔ける」策定に関するお知らせ

中計経営計画2026-2028「次代を翔ける」

なお、経営戦略委員会の検証結果に基づき策定した実行計画については、下記をご参照ください。

経営戦略委員会の検証結果に基づき策定した実行計画のお知らせ
~中期経営計画の加速・実効性の向上と企業価値の更なる向上を目指して~

説明資料

過去の中期経営計画ついては、下記をご参照ください。

中期経営計画2023-2025「次代を創る」