2026年3月期における事業セグメント別の状況は以下のとおりです。
医薬品卸売事業(92.62%)
新型コロナウイルス関連製品が引き続き縮小したものの、抗がん剤やスペシャリティ医薬品をはじめとする取扱卸限定製品、糖尿病治療薬、帯状疱疹ワクチンなどの売上が伸長しました。施策面では、営業と配送の役割の明確化や、共創未来ポータル・新配送端末などのデジタルツールの導入により生産性を向上するとともに、営業担当者のスキル向上のため、顧客支援ビジネスをはじめとする各種研修にも注力しました。さらに、厚生労働省が定める 「医療用医薬品の流通改善に向けて流通関係者が遵守すべきガイドライン」に沿った価格交渉を引き続き進めるとともに、製品・お得意先ごとの流通コストの見える化と適正化に取り組みました。 その一方で、医薬品の仕入原価の上昇の影響を受けた結果、当連結会計年度の業績は、売上高1,494,868百万円 (前期比2.1%増)、セグメント利益(営業利益)16,820百万円(前期比11.6%減)となりました。
調剤薬局事業(6.23%)
事業会社の再編を進め、2024年3月末時点で24社あったファーマクラスター株式会社傘下の調剤薬局事業会社を、2026年4月1日時点で4社にまで集約しました。また、調剤報酬改定への対応を進めるとともに、省人化と薬剤師の対人業務の充実を図るため、処方箋入力センターを設置し、各店舗の処方箋入力業務を集約化しております。当連結会計年度の業績は、事業会社再編に伴う費用が先行しましたが、売上高は100,538百万円(前期比5.2% 増)、セグメント利益(営業利益)は1,397百万円(前期比64.0%増)となりました。
医薬品製造販売事業(0.72%)
2025年12月にジェネリック医薬品1成分3品目を新たに発売しました。また、独自の検証システムに基づく徹底した品質管理と、計画的な生産・調達体制の構築により、高品質・高付加価値な医薬品の安定供給に取り組みました。TBCダイナベースと同一施設内に開設した医療用医薬品二次包装施設「羽田パッケージングセンター」では、2026年度内での受託開始に向けて準備を進めております。 当連結会計年度の業績は、売上高11,564百万円(前期比0.9%増)となった一方で、売上原価の上昇などによりセグメント利益(営業利益)282百万円(前期比61.3%減)となりました。
その他周辺事業(0.44%)
その他周辺事業においては、売上高は6,850百万円(前期比11.4%増)、セグメント利益(営業利益)は655百万円(前期比46.2%増)となりました。
(注)セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高を含んでおります。

