2021年3月期における事業セグメント別の状況は以下のとおりです。

医薬品卸売事業(92.06%)

医薬品卸売事業においては、「医療用医薬品の流通改善に向けて流通関係者が遵守すべきガイドライン」に基づき、個々の製品価値に見合った単品単価交渉に努めました。また、エンタッチ株式会社との協業によるリモートディテーリングサービスをはじめ、オンライン診療・服薬指導システム「KAITOS」、初診受付サービス、診療予約システムといった接触機会の低減に貢献する顧客支援システム・サービスの提案活動に努めたほか、薬局本部システム「ミザル」を活用した配送回数の最適化や、納品時に検品を行わない「ノー検品」の推進など、お得意先・当社グループ双方の業務効率化に貢献する配送ビジネスモデルの推進に取り組みました。一方で、卸間の価格競争や、新型コロナウイルスへの感染を警戒した患者様の受診抑制の影響を大きく受け、当連結会計年度の業績は、売上高1,162,256百万円(前期比4.3%減)、セグメント利益(営業利益)3,970百万円(前期比78.0%減)となりました。

調剤薬局事業(7.22%)

調剤薬局事業においては、店舗における感染症対策に徹底して取り組み、安全で質の高い医療サービスの提供を行うべく、かかりつけ薬剤師の育成や物販の充実に積極的に取り組みました。また、調剤報酬改定への対応を進めるとともに、薬局本部システム「ミザル」などの顧客支援システムの活用による在庫の適正化や店舗業務の標準化・効率化と経費の全面的な見直しによる収益性の改善に取り組みました。一方で、患者様の受診抑制に伴う処方箋応需枚数の減少もあり、売上高91,098百万円(前期比5.2%減)、セグメント利益(営業利益)2,688百万円(前期比0.4%減)となりました。
 

医薬品製造販売事業(0.64%)

医薬品製造販売事業においては、自社で構築した独自の検証システムに基づき製品の品質を厳しく監視することで、高品質・高付加価値な医薬品の安定供給に取り組みました。また、当連結会計年度にジェネリック医薬品12成分36品目を新たに発売し、2021年2月に2成分5品目の製造販売承認を取得するなど引き続き製品ラインナップの拡充を図り、2021年3月末時点での販売製品は83成分202品目となりました。この結果、売上高8,090百万円、セグメント利益(営業利益)729百万円となりました。

治験施設支援事業(0.02%)

治験施設支援事業においては、売上高235百万円(前期比8.2%減)、セグメント損失(営業損失)140百万円となりました。

情報機器販売事業(0.06%)

情報機器販売事業においては、売上高790百万円(前期比45.3%減)、セグメント損失(営業損失)540百万円となりました。

(注)セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高を含んでおります。