持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を実現してまいります
2026年3月期の業績について
2026年3月期の医療用医薬品市場は、抗がん剤やスペシャリティ医薬品、糖尿病治療薬、帯状疱疹ワクチンなどが伸長し、前年を上回る成長となりました。当社グループにおいては、新型コロナウイルス関連製品が縮小したものの、スペシャリティ医薬品をはじめとする取扱卸限定製品などの売上が伸長し売上高1,553,364百万円(前年同期比2.3%増)となりました。その一方で、製品構成の変化や医薬品の仕入原価の上昇、グループの再編に伴うコスト増などの要因により、営業利益16,601百万円(前年同期比12.3%減)、経常利益16,631百万円(前年同期比19.7%減)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、政策保有株式の売却等により特別利益を計上した結果、17,327百万円(前年同期比12.7%減)となりました。なお、配当につきましては、前中期経営計画で掲げていた「DOE(株主資本配当率)2%以上」との配当方針に沿って、前年度より100円増配し、年間165円とさせていただきました。2027年3月期の年間配当金につきましては、新中期経営計画の数値目標であるDOE4%以上を踏まえ、15円増配の180円を予定しております。
新中期経営計画2026-2028「次代を翔ける」を策定
本年4月に2028年度を最終年度とする、中期経営計画2026-2028「次代を翔ける」を新たに策定いたしました。当中期経営計画は、前中期経営計画期間で築き上げた次代に向けての「基盤」を土台にし、成長を目指した更なる投資による「収益化フェーズ」として営業利益の非連続な飛躍の実現にフォーカスした戦略、施策を実行する期間と位置付けております。コア事業である医薬品卸売事業の収益力強化とともに、積極的なアライアンスの実行による新規事業の早期拡大を通して、ヘルスケアビジネスに関わるあらゆるステークホルダーの皆様に新たな価値を創造し、提供する「ヘルスケア・トータルソリューション・プロバイダー」へと転換いたします。挑戦を恐れない自律型の社員がリードする価値創造組織への進化を通して、変化の激しい次代を力強く飛躍し、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を実現してまいります。
引き続き、皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
代表取締役 社長執行役員CEO
枝廣 弘巳

